通称「やらみそ女子」とは…。

３０歳を超えてもセックス経験のない女性、すなわち処女のまま性交せ(ヤラ)ずに三十路（みそじ）を迎えてしまった。 略して、通称「やらみそ女子」と呼ばれている。それだけ処女の高齢化が進み「やらみそ女子」に向けた婚活サービスが始まるなど、社会に認知される存在となってきている。

国立社会保障・人口問題研究所は、平成27（2015）年に実施した「第15回出生動向基本調査（結婚と出産に関する全国調査）」の結果概要をとりまとめ、平成28年9月15日に公表しました。 この結果、「30歳の３割が処女」であることがわかりました。

最近の女子会トークでも『やらみそ』（やらずの三十路）という言葉が使われています。ちなみに、20代は「やらはた」、40代は「やらよそ」と呼ばれる。

やらみそ女性の中には、自分がやらみそであることに対してコンプレックスを持っている方が存在します。 「やらはた」とは違い、「やらみそ」は女性として出産を意識した年代である区切りとして考える方が多くおります。
いい男性がいれば、すぐにでもやらみそを卒業したいとは思っていても、実際にはなかなかそうもいかない事情に至ります。
そんなやらみそ世代になると、微妙な心境が芽生えます。

『キスを済ませて、いい感じになるけれど、いざとなると急に怖くなって逃げ出してしまう。』
『30歳を過ぎると、結婚する対象として異性を見てしまい、「本当にこの男性とＳＥＸをしてもよいのか？」自問してしまうと自信がなく前に進めない。』
『30歳過ぎて、男性経験がないってことを男性に知られたら、今まで何をしてきたのか詮索されて、引かれるかもと考えてしまうと、消極的になってしまう。』
『処女だということを伝えた時、男性の反応を知るのが怖い。』
『裸を見られて、今までの関係が壊れてしまったら怖い。』
心配事が先行して、もしかしたら取り返しのつかないことになってしまい後悔するかもしれないという気持ちが芽生えて、勇気が出せない。

やらみそ世代だから失敗したくないという思いが、益々時間だけが経過してしまう結果になってしまっている。