生涯童貞と処女であることで拡散する少子化問題

生涯童貞と処女の関係では出生はない

　　日本においての少子化問題とは、生れる子供の数が減少し、現在の人口を維持できない。
そうなると、人口が減少することで経済全般に大きな影響を与えます。
具体的には、時間がたつにつれ高齢化が進み、引き継ぐ若者が居なければ社会保障（特に年金問題）を維持できなくなります。
労働市場などでは、高齢者の比率が高いことになります。
机上理論からであれば、出生率が上昇すれば、高齢化社会から脱却することが出来るのです。

　一般に少子化は、「合計特殊出生率」で表されます。
その数値が２．０８を下回ると少子化（もしくは少子化が進んでいる）といわれます。

　国立社会保障・人口問題研究所の出生動向基本調査に拠れば、１８〜３４歳の未婚者による性交経験ありの割合は、１９８７年には男性５３．０％・女性３０．２％である。
２０１０年には男性６０．２％・女性５５．３％となった。全般的には男性の方が性交経験率は高いようだが、増加率は女性のほうが大きい。
男性には性風俗店があり、有償で童貞を捨てることが出来る。このような裏づけ調査結果は記されていない。
つまり、性風俗営業で童貞を捨てる意外で、一般女性との性交経験の割合は不明である。
一般女性も男性同様、女性専門の性風俗が周知されており、倫理的にも適齢期ともなれば処女を捨てることが問題ないとされる環境であれば数値は変化することであろう。

　ここから「童貞率」・「処女率」という言葉で表せば、１８〜３４歳の未婚者による性交経験なしの割合は、１９８７年には男性４３．１％・女性６５．３％である。
２０１０年には男性３６．２％・女性３８．７％である。この２５年間で童貞率は６．９％低下したことになる。
しかしながら、処女率は２６．６％大きく低下した事になる。つまり、童貞率と比べると、処女率の同世代の差が近似していることになる。

　男性に続いて、女性でも性経験割合の上昇が頭打ちとなっている。
性経験のある未婚者割合は、男性ではそれまでの上昇傾向が1990年代後半から頭打ちとなっていた。
これに遅れて女性でも2000年代に入り上昇に歯止めがかかっている。
2010年度の調査では、30代前半の未婚女性を除き、男女いずれの年齢層でも性経験がないと回答した割合が前回よりも増加している。

　 引用元(http://www.ipss.go.jp/ps-doukou/j/doukou14_s/chapter2.html#22)

　性交経験率は男性が横ばい状態なのに対し、女性は調査年毎に上がっているのが分かる。
この時代、処女は総体から見れば減少しているが、同様少子化も進んでいる。
長い期間、童貞および処女のままでいる人が３６％であるということは生涯性体験をすることがないまま人生を終えてしまうのだろうか。
生物は種を残す生き物であるが、ヒトがその種を残す行為をやめてしまうのは、どういう事だろう。

きっかけがあれば、童貞や処女を捨てることが出来るかもしれない。
捨てたことで生まれた価値観から、前にすすめることもあります。
人の悩みは、当事者でしか、その苦しみはわかりません。
その苦悩を開放することが出来るのであれば、お役に立ちたいと思います。

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