初めてのSEX(セックス)がしたい誰かと繋がっていたいんだ
■セックス(SEX)と処女(バージン)
わたしはセックス(SEX)の経験がなかった。
友達が彼氏とセックス(SEX)をすることになり、どうしたら痛くしないで済むのか相談された。 「わたし、まだエッチをしたことがないんだ。だから、そういうのわからないよ」 「うっそー?〇〇、可愛いからてっきり△△くんとしているのかと思った」 確かに△△くんに誘われたけれど、そこまでいく勇気がなかった。 「結婚するまでは大切にしなきゃって思ったんだ」 すると友達は顔色を変えていった。「これからエッチする私に対して、そういうことフツーいう? 今どきそんな考え方は古いよ。女の価値は愛されて何ぼでしょ? 好きな人が求めているのだから、それにこたえてあげたいじゃない」
確かに、わたしも△△くんの要望にこたえてあげればよかったのかもしれない。 その期待にこたえることが出来なかったから、別れてしまったと思った。 今となっては、それくらいで別れを持ち出す男なんて、しなくてよかったと思う。 特に若いときは力ずくで挿入する場合が多いと聞く。テクニックもない。 単に、挿入するために女は我慢して受け入れるしかないのだ。 それは「愛」を証明するかのごとく苦痛に耐える儀式でもあった。
わたしは友達がロストバージンを済ませて、セックス(SEX)ができる彼氏がいてうらやましいと思った。 結婚しないのに、自由に恋愛している姿がまぶしく見えた。 かといって、△△くんとよりを戻したいとは思わなかった。 同年代の男性が子供に見えたのだ。 いつの間にか、わたしはおとなのからだになった。 オナニーをすることを覚えて、オナニーをしていることはないと嘘をつく。 それは隠れてするようで、終わった後でひとり涙を流した。 しているときは無我夢中なのに、終わった後で孤独に襲われた。
26になる前に捨てようと思う。
成人病検査で、子宮ガン検診がいることを知った。 今まで処女(バージン)膜を守ってきたのが器具で、膣内を挿入される。 どうせなら、生身の人間で破られたい。安心して、誰にも知られず捨てられるそんな相手を探していました。
男性から、遊んでそうに見られるのは嫌だけれど、垢抜けない、もさっとした地味な女の子(処女)って思われてたら、もっと嫌だと言うのが本音。 正直、口説かれることがよくある分、猥談ともなると避けていた。たぶん、顔に出ていたのだと思う。 セックス(SEX)の知らない女の身体はションベンくさいといわれるよりも、男をひきつけるフェロモンが出せる女になりたい。 いいにおいがするね、といわれたい。男の視線を釘付けにしたい。そんなことよりも、先に早く処女を捨ててしまいたいと思ってしまう時がある。
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